出産からちょうど2週間、退院してから6日が経ち、生後2週間健診に行ってきました。
以前は退院後の最初の健診は1カ月健診だったようですが、最近は2週間後にも健診がある病院が多いようです。
2週間健診の目的は、お母さんと赤ちゃんの心身の状態を確認すること。特に慣れない赤ちゃんとの生活やホルモンバランスなどでこの時期に精神的に不安定になりやすいお母さんのメンタルケアがメインで、産後うつなどを防止する観点から、厚生労働省からも推奨されているよう。
ただ、不安や疑問を聞いてもらえる機会があるのはありがたいけど、正直なところ、この時期に外出するのはそれはそれでしんどい。授乳や睡眠のペースがつかめていない中、赤ちゃんが途中で泣いたらどうしよう、何を持っていったらいいんだろう、何を着せたらいいんだろう…などなど不安がいっぱい。
そして、事前に色々調べ、頭の中でシミュレーションし、何度も持ち物を確認しながら、何とか無事にこの退院後初のイベントを無事に終えることができました(疲労困憊)。
病院や自治体、季節などによって違いはあると思いますが、同じように初めての外出に悩んでいるママさんたちの参考になれば幸いです。
持ち物
ほんの数時間の外出ですが、赤ちゃんとのお出かけには本当に荷物がたくさん必要になりますね。
2週間健診には、以下のものを持っていきました。
・ 母子手帳
・ 自治体の助成券
・ おむつ
・ おむつ処理用ビニール袋
・ 授乳用品(ミルク、お湯、哺乳瓶)
・ 着替え
・ おくるみ
・ ガーゼハンカチ
・ おむつ替えシート
・ おしりふきシート
結局、娘は家を出るときから帰宅するまでずっと寝ていたので、授乳することもオムツを変えることもなく、授乳用品もオムツ関連のものも使うことはありませんでした。冷房がきつかったときのためにと持って行ったおくるみも使わず。ですが、たまたま使わなかっただけで、必要最低限でもやはりこのくらいの荷物にはなってしまうのではないかと思います。
付き添い
私がお世話になった病院では、2週間健診にはできれば家族が一人付き添うようにと言われました。2週間健診は母親のメンタルケアがメインなので、健診中に赤ちゃんをみておく人が必要とのこと。
お母さん(赤ちゃんの祖母)などにお願いする場合もあるんでしょうが、私は実家が遠方なので、夫に休みを取ってもらうことに。健診にはもう1組赤ちゃんとお母さんが来られていましたが、そちらも旦那さんが付き添っていました。
私が診察室に入っている間は、夫が待合室で娘を抱っこして待っていてくれました。ほんのわずかな時間でしたが、夫は慣れない抱っこにぐったり。私も夫が娘を落としたりしてしまわないか、そわそわ。
それでも付き添ってもらって助かりました。付き添いはできる限り必要だと思う。
どうしても付き添いが無理な場合は病院側で面倒をみてくれるとのことでしたが、実際に健診に行ってみて、助けが必要なのは診察中だけじゃないということを実感しました。
我が家は車で行きましたが、赤ちゃんを抱っこした状態での車の開け閉め、会計、自分のトイレ、大きな荷物…。一人でも不可能ではないかもしれませんが、大人がもう一人いた方が絶対に安全だし安心です。
健診の内容
2週間健診は、
〇 赤ちゃんの体重測定
〇 お母さんの体重・血圧測定、検尿
〇 助産師さんとの面談
という内容でした。
2週間健診はお母さんのことが中心なので、赤ちゃんは体重測定のみ。まず初めに赤ちゃんを預けて、体重測定をしてもらいました。
うちの子は、なかなか体重が増えなくて心配していたんですよ。出産後から体重が減り続けて、10日間の入院中は基本的に体重は減少する一方で。それが今回の体重測定で増加が確認できました。赤ちゃんの検査項目は体重測定のみでしたが、そんな事情があったので、大きな安心になりました。
赤ちゃんが体重測定をしている間、私は体重・血圧測定、検尿、そして精神状態のチェックリストの記入。チェックリストは、赤ちゃんの世話を楽しいと思うか?とか、別の子だったらよかったのにと思ったことはあるか?などといった質問が並んでいて、「強くそう思う」から「全くそう思わない」まで数段階で回答していきます。
赤ちゃんの体重測定が終わったら、赤ちゃんは付き添いの夫に預けて、私は診察室に。2週間健診は医師の診察はなく、助産師さんとの面談です。
まずは、体重・血圧測定と検尿の結果を踏まえて、身体面の話。
体重が減っていないのはさておき(笑)血圧が、ねぇ。血圧は入院中からずっと高くて、入院中も降圧剤を飲むことになったんですが、また上がってる。150/100を超えていたので、再び降圧剤を処方されました。毎日朝晩、血圧を測って、150/100を超えたら薬を飲むようにと。
次に、先ほどのチェックリストを見ながら、精神面の話。
退院後の生活はどうかといった話をしました。助産師さんとしては、里帰り出産でもなく、実家から手伝いにも来てもらわないことが気になった様子。くれぐれもしばらく家事はしないように、食事づくりも市販のものや宅配を活用するようにと言われました。
そして、市がやっている産後ケア事業を紹介され、保健師さんによる自宅訪問の時期も早めるように市に連絡しておくとのことでした。
私としては、夫も一通り家事ができるし、他に手伝いがないことをそれほど大変なことだとはとらえていなかったんですけどね。産後うつの予防という観点からは、こんなふうにお母さんを精神的に追い詰める可能性のある要素を早めに見つけておくこと、必要なサポートの利用を促すことは確かに大切なのかもしれません。そもそもこうやって話を聞いてもらえるだけで楽になる人もずいぶんいるんじゃないかな。
そして、最後にこちから質問をさせてもらって、助産師さんとの面談、2週間健診は終了しました。
質問したこと
出産後から今に至るまで、とにかく私の心配と悩みは授乳のこと。助産師さんに何か質問はないかと聞かれたときも、授乳のことを聞きました。
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