長時間じっとしていられない子どもや授乳・おむつ交換が必要な乳幼児を連れて新幹線で移動するときに、一番心配なのはキッズスペースや授乳室のことです。
長距離移動が当たり前の新幹線なら、どこの駅にも授乳室やキッズスペースが用意されていてほしいものですが、残念ながらそうでないことも多々あります。
その点、山陽新幹線の広島駅は、構内の設備が整っていて安心できます。
写真付きで詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
多目的室(授乳室・おむつ交換台)とキッズスペースの場所
新幹線の広島駅は、新幹線口の改札を入ると奥に広い長方形の空間になっています。
その長方形の空間を奥まで進むと、一番突き当りがドトールになっていて、その手前にマツダ車が展示された休憩スペースがあります。
この写真の向かって左側に多目的室、右側にキッズスペースがあります。
多目的室(授乳室・おむつ交換台)
多目的室には、授乳スペースとおむつ交換台があります。
入り口は基本的に施錠されていて、インターホンで解錠してもらいます。
上の写真で入り口の左にインターホンが設置されているのが分かるかと思います。
面倒だと感じる方もいるかもしれませんが、駅員さんを呼びに行かなければならないわけでもなく、インターホンを押すとすぐに開けてくれるので、個人的には安心できて良いシステムだと感じています。
室内に入ると、すぐ左側におむつ交換台。おむつ用のゴミ箱もあります。
その隣には、シンク。
手や哺乳瓶を洗うことはできますが、給湯器はありませんでした。
シンクの手前にはソファがあるので、ミルクはここで飲ませることができますね。
そして、ソファの横、シンクと向かい合う形で授乳室が設置されています。
個室は2部屋あり、中は椅子とテーブルというシンプルな構成です。
キッズスペース
続いて、ドトールとマツダ車が展示されている休憩スペースを挟んで多目的室(授乳室・おむつ交換台)と反対側にあるキッズスペースを見てみましょう。
入り口はこのようになっていて、特に電車好きの子どもはテンションが上がるのではないでしょうか。
電車好きじゃなくても、この新幹線の先頭の窓から顔を出して写真を撮れば、良い記念になるはず。
中に入ると、子どもが靴を脱いで走り回れるクッションマットのエリアがあり、同じ素材のベンチも置かれています。
時計と電光掲示板(発車標)が設置されているのが、保護者にとっては助かります。
おもちゃなどは特になく、そっけなさすぎる気がしないこともありませんが、駅構内なのでここで長時間過ごす方は少ないと思われます。新幹線までのちょっとした待ち時間を過ごす場所としては十分ではないでしょうか。
最後に
新幹線広島駅の構内にある多目的室(授乳室・おむつ交換台)とキッズスペースについて紹介しました。
広島駅の新幹線口構内には、シンプルですが、十分に設備の整った授乳室とキッズスペースがあります。
今まで利用した限りでは、どちらもいつも空いていて快適です。
お子さん連れの旅を安心できるものにするために、この記事がお役に立てば幸いです。
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