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液体ミルクのおすすめは?4商品の特徴を比較。備蓄用から外出用まで。

液体ミルク 子ども

哺乳瓶に入れるだけでそのまま飲ませられる液体ミルク。

粉ミルクのようにお湯が必要ないため、外出時の荷物が少なくて済み、特に旅行などのときには便利です。また、調乳が不要なことに加えて、常温で長期間保存が可能な液体ミルクは、災害時の備蓄用としてストックしている人も多いようです。

そんな液体ミルクについて、今回は、どの液体ミルクを買えばいいの?それぞれどんな特徴があるの?ということをまとめました。

Kaoru
普段の外出用でも非常用でも、液体ミルクは育児の強い味方だよ。それぞれの家庭に合った商品を見つけておきたいね!
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そもそも液体ミルクとは?

液体ミルクは、液状の人工乳を容器に密封したもので、正式には「乳児用液体ミルク」と呼ばれます。

缶やパックで販売されており、常温で長期間の保存が可能。哺乳瓶に移し替えるか、あるいは専用のアタッチメントや乳首を使用すれば缶やパックから直接、調乳することなく、常温でそのまま飲ませることができます。

日本での歴史は浅く、液体ミルクの製造と販売が解禁になったのは2018年のこと。ごく最近ですね。

その頃、海外ではすでに液体ミルクが一般的に使用されている国が多くありました。日本では、2016年の熊本地震で駐日フィンランド大使館から救援物資として液体ミルクが被災地に届けられたことがきっかけとなり、その存在が知られるようになりました。

そうした経緯もあり、災害大国の日本で常温で長期保存が可能な液体ミルクを求める声が高まったのは必然だったと言えるでしょう。

現在国内で販売されている液体ミルクは4種類あります。販売解禁からわずか4年でこれだけ商品が増えたことからも、その人気の高さがうかがえます。

日本で販売されている液体ミルク

現在日本で販売されている液体ミルクは、江崎グリコの「アイクレオ 赤ちゃんミルク」明治の「明治ほほえみ らくらくミルク」雪印ビーンスタークの「液体ミルクすこやかM1」森永乳業の「森永はぐくみ 液体ミルク エコらくパウチ」の4商品です。

液体ミルクと一口に言っても、それぞれ特徴や仕様が異なります。

江崎グリコ「アイクレオ 赤ちゃんミルク」

アイクレオ赤ちゃんミルク

日本で初めて発売された液体ミルクです。

概要は以下の通り。

内容量 125ml
容器 紙パック
賞味期限 9カ月
希望小売価格 220円

容器が紙パックなので、軽くてかさばらず、持ち運びに便利。飲んだ後に容器を捨てるのも簡単ですね。

賞味期限は缶のものより短くなるので、備蓄用よりも外出用としておすすめです。

さらに嬉しいのは、紙パック用の乳首を使えば、哺乳瓶に移し替える必要すらなく、紙パックから直接飲ませることができるところ。外出時の荷物がミルクと乳首だけですむというのは、画期的じゃないでしょうか。

チュチュ 紙パック用乳首

ただ、注意したいのは、容量が少なめな点。容量あたりのコストも高くなります。

ですが、裏を返せば、低月齢の赤ちゃんでも無駄が出ずに済みますし、母乳との混合の場合に補助として使うには使い勝手が良いという面もあります。

明治「明治ほほえみ らくらくミルク」

明治 ほほえみ らくらくミルク

概要は以下の通り。

内容量 240ml
容器 スチール缶
賞味期限 18カ月
希望小売価格 215円

スチール缶入りで、賞味期限が1年半で4商品の中で最長です。

賞味期限が長いこと、潰れにくい缶入りであることから、備蓄に最適です。

容量が多く、コストも4商品の中で最安。月齢の進んだ赤ちゃんにはありがたいポイントですね。

また、こちらの商品は、専用アタッチメントが付属したタイプも販売されています。現在、アタッチメント単体での販売はされていないのですが、ミルク6缶とアタッチメントがセットになったものがあります。

明治 ほほえみ らくらくミルク(専用アタッチメント付き)

このアタッチメントを使えば、ピジョン「母乳実感」の乳首を取り付けて缶から直接飲むことができます。

雪印ビーンスターク「液体ミルクすこやかM1」

ビーンスターク 液体ミルクすこやかM1

概要は以下の通り。

内容量 200ml
容器 スチール缶
賞味期限 365日
希望小売価格 215円

容量が200mlなので、3カ月以降の赤ちゃんだと、これくらいの量がちょうどよいという場合が多いと思います。

こちらの商品もスチール缶入りなので、備蓄としてもおすすめです。

森永乳業「森永はぐくみ 液体ミルク エコらくパウチ」

森永 はぐくみ 液体ミルク エコらくパウチ

概要は以下の通り。

内容量 100ml
容器 アルミパウチ
賞味期限 12カ月
希望小売価格 900円(5袋)

パウチタイプなので、かさばらず、持ち運びにおすすめです。

容量が少ないのでコストは高くなりますが、低月齢の赤ちゃんでも飲み残しが出にくく、また100mlというキリがいい量なので、1回で2袋にすれば3カ月以降の赤ちゃんでもちょうどよい量を用意できます。

量の調整が難しい液体ミルクで、あらゆる月齢の赤ちゃんに無駄なく対応できるのは嬉しいポイントですね。

液体ミルク 4商品の比較まとめ

現在日本で販売されている4種類の液体ミルクについて紹介しました。

それぞれの概要をまとめると、このようになります。

アイクレオ
赤ちゃんミルク
明治ほほえみ
らくらくミルク
液体ミルク
すこやかM1
森永はぐくみ 液体ミルク エコらくパウチ
内容量 125ml 240ml 200ml 100ml
容器 紙パック スチール缶 スチール缶 アルミパウチ
賞味期限 9カ月 18カ月 365日 12カ月
希望小売価格 220円 215円 215円 900円(5袋)

選ぶポイントは、まずは容器。

外出用で少しでも軽さを重視したいなら紙パックやパウチ備蓄用でしっかりしたものがよいならスチール缶入りがおすすめです。

2つ目のポイントは、容量。

飲む量の少ない低月齢の赤ちゃんなら容量の少ないもの飲む量が多いなら容量が多いものがよいでしょう。

ただ、どの商品にも共通して言えることとして、赤ちゃんにも好みがあったり、いつもと違うものだと飲んでくれなかったりすることがあるので、外出用にしても備蓄用にしても、事前に一度は味見をさせて、飲んでくれることを確認しておきたいですね。

Kaoru
お子さんが大きいママさんには「うちの子が小さい頃にもあったら良かったのに~」と、うらやましがられることも多い液体ミルク。せっかくこんなに便利なものがあるんだから、うまく活用したいよね。

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