JR・近鉄天理駅前は、2017年に地域の活性化を目的にリニューアルされ、「ココフン」という古墳をモチーフにした広場が誕生しました。
白いカラーをベースに野外ステージや大型遊具が独特のデザインで構成されていて、見た目も機能も魅力的な場所になっています。
そのココフンの一角に「パークサイドキッチン」というカフェレストランがあり、ずっと気になっていたので行ってみました。
天理駅前の地産地消カフェレストラン
場所と駐車場
天理駅前は以下のマップのようになっていて、マップの左側がタクシー・バスプールや駐車場、右側が古墳をモチーフとした円形の施設が点在する広場となっています。
パークサイドキッチンは、その円形の施設の1つである「インフォ&ラウンジコフン」という建物の中に入っています。上のマップでは、右下の円形の施設です。
天理駅は、近鉄天理駅とJR天理駅が隣り合っているので、アクセスは両駅から徒歩数十秒!
車の場合は、駅の駐車場があります(上のマップで真ん中あたり、左側のタクシー・バスプールと右側の広場の間です)。
駅の駐車場は、
90分以内 無料
90分を超え150分まで 400円
150分を超えると1時間毎に200円を加算
※最大料金なし
という料金設定です。
なお、天理駅前の通りを挟んで向かい側には天理駅前駐車場という大型の立体駐車場もあり、そちらの料金は次の通り。
<1・2・3階駐車場>
最初の30分 100円
30分を超え1時間まで 200円
以降1時間ごと 100円
6時間を超え24時間まで 800円
<屋上駐車場>
最初の45分 100円
45分を超え1時間30分まで 200円
以降1時間30分ごと 100円
4時間30分を超え24時間まで 500円
参考 天理駅前駐車場 料金案内
駅の駐車場で90分も無料なのは嬉しい!ですが、ランチの後に遊具で遊ぶなど滞在が長時間になる場合は、駅前駐車場の特に屋上駐車場の方がお得になることもあります。
メニュー
パークサイドキッチンは、9:00から18:00(ラストオーダー17:00)の営業で、モーニング、ランチ、カフェの時間に分かれています。
それぞれ分かりやすいメニューがあったので撮影してきました。
ココフン自体が地元の活性化を目的としているだけあって、こちらのカフェレストランも地元の食材を使った地産地消のカフェレストラン!モーニングにもランチビュッフェにも天理の野菜や食材が使用されているそうです。
モーニング(9:00~10:45)
ランチ(11:00~14:00)
▲こちらは「平日」となっていますが、土日祝日は、同じくバイキング+ドリンクバーで大人の料金が1,680円になります。小学生以下の料金は同じです。
カフェ(14:00~18:00)
パークサイドキッチンでランチビュッフェ
ナチュラルで広々とした空間
というわけで、とある週末のお昼、1歳の娘を含む家族3人でパークサイドキッチンに行ってきました。
パークサイドキッチンは、先ほども書いた通り「インフォ&ラウンジコフン」という円形の建物に入っています。この建物は半分がトレックという自転車屋さん、半分がパークサイドキッチンになっており、パークサイドキッチンの一角に観光案内コーナーが設置されています。
入り口を入って右側がパークサイドキッチンのエリア。
上の写真の右側にお会計のカウンターがあるんですが、ランチビュッフェの場合は、まずは通路を奥まで進んで席を確保してから、この入り口まで戻って先にお会計をし、お会計の後ろのコーナーでお盆やカトラリーを取って料理を選んでいく、という流れです。
座席のあるエリアは、こんな感じ。
開放的で広々とした印象を受けるのは、円形という形のせいもあるのかな。席は椅子もソファもあり。木のぬくもりが感じられ、全体的にゆったりとくつろげる雰囲気です。
ビュッフェの料理
席に着いたら、さっそく料理を取りに行きます。
ここからは、この日に並べられていた料理をずらりと写真で紹介。
写しきれていないものもあるかもしれませんが、お料理はざっとこんなラインナップ。
そんな中から選んだ一巡目。
どれもやさしい味付けで、子どもに食べさせるのも安心。お椀に入れた豆乳スープは、1歳の娘がびっくりするくらいよく食べて何度もお代わりしました。私は天ぷらとタコライスが美味しくて、この数倍は食べたはず。
個人的にはパンの種類がもっと多ければ嬉しかったんですが(パンは上の料理写真2枚目の右上に写っているだけ)、お惣菜のビュッフェだから仕方ない、というかパンがあるだけいいのかな。
デザートもありました!
この日は、チーズケーキ、パイナップルゼリー、シュー(アイスクリームを挟んでシューアイスにして食べます)、アイスクリーム。
ドリンク類もかなり充実していました。
このコーヒーマシン▲で入れるコーヒーがすごく美味しくて、そのままカフェで出てきそうなほど。ビュッフェでこんなコーヒーが飲めて大満足。
後述するキッズスペースを娘がかなり気に入って長時間滞在したので、私は結局、このコーヒーとデザートの組み合わせを3回もリピートさせてもらいました笑
最近はちょっとしたランチでも1,500円くらい、カフェでデザートとドリンクで1,000円超はあたりまえなので、これだけの種類の手作りのお惣菜が食べ放題で、デザートとドリンクまでしっかり楽しめるのは、かなりお得な印象でした。
子どもや赤ちゃん連れにも優しい
我が家は1歳の娘がいるので、外食時のお店選びの基準は第一に子連れで大丈夫なお店です。
パークサイドキッチンは、子連れ大歓迎の雰囲気で、実際に他のお客さんも子どもや赤ちゃんが一緒の家族やグループが多かったです。
設備も各種揃っていました。
子供用のエプロンが可愛い。
店舗の座席があるエリアの一角には観光案内コーナーがあるんですが、そこには子供用の塗り絵もありました。
そして、何より、子連れにはとてもありがたいキッズスペース。
決して広くはないんですが、クッションマットでちょっとしたスペースが作られていて、木製の卵型のボールがたくさん置かれていました。娘はなぜかこのボールをすごく気に入って、一生懸命並べて遊んでいました。
おもちゃは、ルーピングトイと100玉そろばん。
すぐそばには、大人向けの本のほか、子ども用の絵本も。
娘はおとなしいタイプで癇癪を起すことはあまりないんですが、なぜかここのキッズスペースをやたらと気に入ったようで、キッズスペースを離れようとすると、席に戻りたくない、帰りたくないと泣き叫び、結局、2時間超もお店に滞在することになりました。そのおかげで、娘を夫に託し、私は何度もデザートとコーヒーを楽しめたら、むしろありがたかったんですが^^;
最後に、おむつと授乳のこと。
店内には、多目的トイレがあるので、そこでおむつ交換が可能です。
授乳室は店内にはありませんが、お店を出ると店舗の向いの高架下に「ベビーコフン」という施設があり、こちらで授乳できます。
授乳室、おむつ替え室、調乳機、離乳食用の電子レンジ、キッズスペースなど、赤ちゃん連れに必要な設備が一通り揃っているので、赤ちゃん連れの場合は重宝するかと思います。
最後に
天理駅前広場「ココフン」にある地産地消のカフェレストラン「パークサイドキッチン」でランチビュッフェをしてきました。
地元の野菜や食材を優しい味付けで楽しむことができ、お惣菜からデザート、ドリンクまで種類も豊富に揃っていました。時間制限もなく、座席もソファなどくつろげる席が多いので、ゆっくり過ごすことができます。
今回は1歳の娘を連れていきましたが、3歳未満は無料な上に、お子様歓迎な雰囲気のお店で実際に子ども連れのお客さんが多いので、気疲れすることなく、また設備面でも安心して利用することができました。
天理周辺で地元の野菜を色々食べられるお店や子ども連れでも気兼ねなくランチができるお店を探されている方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
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