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里帰りなし・親のサポートなし、産後1カ月間の夫との家事と育児の分担

赤ちゃんオムツイメージ 子ども

出産にあたり、里帰りはしませんでした。両親は、それならせめて手伝いに行くと言ってくれましたが、それも断りました。

出産前の助産師さんとの面談でも2週間健診でもすごく心配されたんですが、出産後は、やはり両親、特に実母の手を借りる人が多いのかもしれませんね。

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高齢出産だと親を頼れない可能性が高い

出産時の私の年齢は40歳。高齢出産なので、必然的に両親の年齢も高く、父母ともに70歳です。

10年前だったら里帰り出産を選択していたかもしれませんが、迷った末に里帰り出産はしないことに。

最近は70歳でも元気な方が多いですよね。働いている人も少なくないし。

うちの両親は幸いにも現在は通院したり薬を飲んだりということはありませんが、母は60代のときに脳の手術をしています。今は後遺症もなくなり、普通に生活できるようになりましたが、それ以来、何かと母のことが心配になってしまって。

18歳のときから実家を離れている私が滞在するだけでも両親にとっては非日常なのに、そこに赤ちゃんが加わったら、両親は嬉しい気持ちはありながらも相当なストレスを感じるに違いない。神経質な母は、私がいることで家事の負担が増える上に、赤ちゃんの泣き声や物音で寝不足になって、体調も悪化するのでは?

年齢とともに精神的にキャパが小さくなっている父は、ストレスでイライラしちゃうだろうな。

・・・そんなことを考えたら、母の体調を気遣い、父の機嫌を取り、疲れ果てる自分の姿が目に浮かぶようで^^; 両親にとっても自分にとっても良い結果にはならないだろうなということで、里帰りは断念。

こちらに手伝いに来てくれるというのも、やはり母の体調が心配で。しかも、我が家は狭くて泊まるスペースがないので、宿泊の手配もしなければならないし、交通手段も。そもそも最近はすっかり田舎から出ることがなくなった両親が無事にここまでたどり着けるのか、とか。そんなわけで、サポートに来てもらうという案も同じく断念しました。

もっと若い頃に出産していたら…と思ってしまいそうになりますが、こればかりは仕方ない。親を頼れない可能性が高いのは、高齢出産の宿命です。むしろ両親が自立していて、ダブルケアになっていないことに感謝すべきかもしれません。

産後1カ月間の夫との家事と育児の分担

そんなわけで、退院後から産後約1カ月半の現在まで、自宅で赤ちゃんと夫と3人で生活しています。夫には退院の日と2週間健診の日に休みを取ってもらいましたが、育休はナシ。

助産師さんや保健師さんにすごく心配されたので、どれほど壮絶な生活になるのかと思っていましたが、意外としんどくないです。

でも決して「産後の生活なんて余裕だよー!」なんて言いたいわけではなく、我が家の場合はひとえに夫の頑張りのおかげです。

育児は完全に妻である私が担当

母乳で育てているので、授乳は夫にはお願いできず。

頻回授乳で授乳のたびにオムツを変えているので、結局、おむつ替えも私がやっています。

沐浴は夕方までには済ませているので、これも私。

子どものことで夫がやってくれているのは、オムツを買ってきてくれることくらいです。

家事は完全に夫が担当

それでもなぜしんどくなかったかというと、家事を夫がすべてやってくれていたからなんですね。

食事はテイクアウトや市販の総菜に頼りつつですが、夕食と土日の朝昼晩の食事作り、洗い物、洗濯、掃除、ゴミ出し、買い物。1カ月はそれらすべてを担当してくれました。

出産前からこの時を見据えて徐々に色々やってもらうようにしていたので、夫も疲れたとは言いつつ、わりとスムーズにこなせたようです。

いきなりだったら無理だったかもしれませんが、事前に1カ月間は子どもの世話と体を休めることに専念したいことを伝えて共有できていた成果だと思います。

産後にサポートなしで大丈夫かは配偶者の頑張り次第

どんなに大変な日々が待っているんだろうかと怯えながら始まった産後の生活ですが、夫のおかげで、私は1カ月間、ただただ赤ちゃんの可愛さをどっぷり味わいながら、穏やかに過ごすことができました

もちろん授乳のために夜中に起きなければならないので、長時間の連続した睡眠はとれませんが、赤ちゃんが寝ている間に家事をする必要もなく、私も一緒にお昼寝をしていたので、それほどしんどいこともなく。

助産師さんや保健師さんたちが心配してくれていたのは、やはり女性が家事をするのが前提だからなんでしょうね。そして、実際に産後でも家事をやらざるを得ないママさんたちが多いんだと思う。

夜中の授乳で毎日寝不足で、昼間も赤ちゃんの世話をしながら、その合間に家事をして。そりゃあ、当然しんどいです。里帰り出産する人が多いのもうなずけます。

でも、里帰りせず、母に手伝いにも来てもらわず、産後の1カ月間を過ごしてみて、サポートが必要かどうかは配偶者次第だとしみじみ実感しました。

さらに、思わぬ副次的な効果として、1カ月間ほぼすべての家事を担当した夫が家事の大変さを理解してくれたことも。以前は食事の内容に文句をつけられたりしていたんですけどね。これからの子育て期、子育ても家事もすべて私が完璧にこなすなんてことは到底不可能なので、この1カ月は今後に向けた良い良いトライアル期間にもなったと思います。

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