荷物も多く、何かと大変な赤ちゃんとの外出。
私が初めて赤ちゃんと外出したのは、産後2週間の健診でした。その時もそうでしたし、それからしばらく外出に慣れるまでは、出かける前には何度も持ち物をチェックして、外出先でもドキドキして…という繰り返しでした。
特に一番大事で一番悩ましかったのが、ミルクのこと。
前回の記事では、外出先でミルクを冷ます方法を紹介しました。
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今回は、
そもそもミルクってどうやって持ち歩くの?
粉ミルクの便利な少量タイプがあるの?
粉ミルク以外にも選択肢があるの?
といった疑問にお答えします。
夜間の授乳にも便利な方法だよ。外出時のノウハウを活用して、しんどい夜間の授乳も効率的に乗り切りたいよね!
粉ミルクの持ち運び
ミルク育児をしている場合は、普段は粉ミルクを使っていますよね。そのため、外出先でもできれば日頃から慣れている粉ミルクを飲ませたいと思う方が多いと思います。
とはいえ、もちろん、大きな缶のまま持ち出すわけにはいきません。
粉ミルクを持ち運ぶ方法はいくつかあります。
哺乳瓶に入れておく
一番シンプルな方法です。
普段使っているミルクを必要な分だけ計量して哺乳瓶に入れておきます。外出先では、そこにお湯を入れてミルクを作るだけ。
簡単かつ経済的ですが、これができるのは外出先での授乳が1回で済む場合のみ。そのため、短時間のお出かけにおすすめの方法です。
小分けにする
外出先で2回以上授乳が必要な場合は、粉ミルクを小分けにしておくと便利です。
一般的な袋やタッパーなどに入れてもいいですが、小分けにするなら、やはり専用のものが使いやすいです。
こちらは、袋タイプ。
ミシン目で開封できるようになっているので哺乳瓶に注ぎやすく、粉ミルクの量と出来上がり量を書き込めるシールが付属しているなど、痒い所に手が届くのは専用のアイテムならではですね。
袋タイプはかさばらないこと、そして使い捨てなので、衛生的で洗う手間がないのもポイントです。
こちらは、ケースタイプ。
一番上にロートが付いていて、哺乳瓶に移しやすくなっています。
袋タイプに比べれば場所を取りますが、その分、バッグの中でも見つけやすいですね。
また、使い捨てではないので、エコで経済的です。
ミルクケースは夜間の授乳にもおすすめ。うとうとしていたら、ミルクを何杯入れたか分からなくなったりするんだよね。
スティックタイプ・キューブミルクを購入する
自分で小分けにする手間を省きたい、あるいは長時間の外出や旅行でかなりの回数の授乳が必要になるという場合は、最初から小分けになった粉ミルクを購入するという方法もあります。
各ブランドからスティックタイプの粉ミルクが出ているので、選択肢が豊富にあるのも嬉しい。
和光堂 レーベンスミルク はいはい スティックパック
ただ、難点はスティック1本の量が決まっているので、どうしても無駄が出ること。
スティックタイプの粉ミルクは基本的に出来上がり量が100mlになるので、低月齢の赤ちゃんだと100ml作って必要ない分は捨てることになったり、逆に100ml以上必要な場合だと、2袋で200ml作って、やはり余分な分を処分することになります。
スティックタイプのミルクは、このように無駄が出ることと缶の粉ミルクを小分けするのに比べてコストが高くなることがデメリットです。
ですが、それを上回る便利さが人気の理由です。
また、スティックタイプの粉ミルクはさまざまなブランドのものが販売されていますが、「明治 ほほえみ」はスティックタイプではなく、粉ミルクを固めたキューブミルクが展開されています。
キューブミルクがあるのは、現在のところ、「明治 ほほえみ」だけ。
哺乳瓶にキューブを入れて溶かすだけなので、利便性はスティックタイプと同じです。
「明治ほほえみ らくらくキューブ」は、キューブ1個の出来上がり量が40mlなので、スティックタイプに比べて量の調整もしやすく無駄が出にくいところもいいですね。
液体ミルクを使用する
粉ミルクだと、どれだけ持ち運び方や調温方法を工夫しても、ある程度の手間はかかってしまいます。
その点、楽さを一番に追求するなら、液体ミルクという選択肢もあります。
「アイクレオ赤ちゃんミルク」も「明治ほほえみ らくらくミルク」も2019年に発売が開始されたばかりで、日本では最近になってようやく一般的になってきたミルクです。調乳が必要なく、長期保存にも適しているので、災害用の備蓄としても人気が高まっています。
持ち運びは粉ミルクよりもかさばって重くなりますが、そのまま常温で哺乳瓶に入れて飲ませることができるので、粉ミルクのようにお湯を持参する必要がないのがメリット。全体として荷物が少なくて済みます。
明治ほほえみ らくらくミルクだと、缶に直接ピジョンの母乳実感を取り付けることのできるアタッチメントが付属しているものもあるので、それだと哺乳瓶も必要なく、さらに荷物が軽量化できますね。
明治 ほほえみ らくらくミルク(専用アタッチメント付き)
ただし、デメリットとしては、飲んでくれない赤ちゃんがいることが挙げられます。
赤ちゃんによっては、普段飲み慣れていない常温のミルクは飲んでくれないことも。液体ミルクを飲ませたことがない場合は、外出先で焦ることがないように、いきなり外出先で飲ませるのではなく、常温の液体ミルクを飲んでくれるかどうかを事前に自宅で確認しておきましょう。
それから、コストも粉ミルクに比べれば高くなります。
これらのデメリットを踏まえても、やはり便利さが勝ると感じる場合は、ぜひ液体ミルクも選択肢のひとつに加えてみてください。
すでに子どもが大きい周囲の友人たちからは「当時、液体ミルクがあったら良かった~!」という声もよく聞くよ。特に旅行などでは、確かに便利だよね。
さいごに
赤ちゃんとの外出で悩ましいミルクのこと。
今回は、ミルクの持ち運びについて考えてみました。
赤ちゃんとのお出かけは不安なことや手間なことも多いですが、せっかくなので、快適な方法や便利なものを取り入れつつ、楽しみましょう♪
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