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生後1カ月で母乳育児が軌道に。搾乳から直母に移行するまでに気を付けたこと。

授乳イメージ 子ども

産後の悩みは人それぞれだと思いますが、私の場合、子どもが産まれてから一番の悩みは授乳がうまくいかないことでした。

最初は母乳が出ても全く吸ってくれないのでミルク。ようやく吸ってくれるようになるも、なぜか右胸のみ。左胸は搾乳して哺乳瓶であげていました。

なので、授乳は、左胸の授乳の練習をして、右胸を吸わせて、左胸を搾乳して、搾乳した母乳と足りない分のミルクをあげる、という流れ。1回の授乳に余裕で1時間以上かかっていました。

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それが生後1カ月にしてとうとう左胸も吸ってくれるようになり、完全に直母だけでいけるように!!(感涙)

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生後1カ月で両胸吸ってくれるように

結局、左右両方の胸から吸ってくれるようになるまで、生まれてから丸1カ月かかりました。

私の場合、産後2日目に初めて母乳が出るのを確認できましたが、直母は1週間全くうまくいきませんでした。その後、生後1週間になり、理由は分かりませんが、少しずつですが右胸だけ吸ってくれるように。

ですが、片方を吸ってくれたんだからもう片方もすぐに吸ってくれるようになるだろうと思ったのは、甘かった。本当に不思議で理由も不明なんですが、どうれだけくわえさせても、左胸は吸ってくれず。右胸だけ直母という状態は3週間も続きました

この3週間は、搾乳と直母の組み合わせで授乳してきましたが、搾乳は肩が凝るし、母乳なのに哺乳瓶の消毒など手間もかかるし、なんといっても時間がかかる。正直、授乳の時間が億劫でしたし、途中で諦めようかとも思いました。

2週間健診で助産師さんに質問したときには、

看護師アイコン
練習あるのみです!
と言われたんですよね。そのときは身も蓋もない答えだと思いましたが、確かに練習しながらできるようになる時期を待つしかなかったのかも。ただ、母乳育児が軌道に乗るまでこんなに時間がかかるとは思いませんでしたが^^;

搾乳から直母に移行するまでに気を付けたこと

最終的に何が奏功したのかは分かりませんが、両胸から吸ってくるようになるまでにいくつか気を付けていたことはあります。

お腹が空き過ぎず、お腹がいっぱい過ぎないタイミングを狙う

空腹になりすぎると不機嫌になってしまうので、ただでさえ吸ってくれないものを吸ってくれるわけがない。泣いているときは授乳の練習どころじゃなくなります。かといって、お腹が空いていないと、見向きもしてくれない。
というわけで、お腹が空き始めたタイミングを逃さないようにして、左胸をくわえさせる練習をしていました。
病院で教えてもらった赤ちゃんの空腹のサインは、
おっぱいを吸うように口を動かす音を立てる
むずがる
手を口に持っていく
素早く目を動かす
クーとかハーとかいうような声を出す
もちろん毎回うまくタイミングをキャッチすることはできませんが、これらのサインをできるだけ意識してお腹が空き過ぎる前に授乳するようにしていました。

授乳の前に少し搾乳する

乳房が緊満状態だと、赤ちゃんはくわえにくいようです。そりゃそうですよね。ぱんぱんに張っているより柔らかい方がくわえやすいのは、容易に想像できます。
なので、授乳の前に、乳房の緊満状態が解消する程度に搾乳するようにしていました。

深くくわえさせる

スムーズな授乳には、ラッチオン(吸啜)が重要になります。つまり、乳首だけを浅くくわえさせるのではなく、乳輪全体を深くくわえさせるようにすることです。
そのために、乳房を潰すようにして赤ちゃんの口に押し入れるように練習していました。
うちの子は最初に吸ってくれるようになった右胸も横抱きはダメで縦抱き限定だったので、左胸も縦抱きで練習。胸と同じ側の左手で、親指で上から、その他の4本の指で下から、乳房を押し出すようにして、口に含ませます(横抱きの場合は、親指とその他の4本の指で左右から乳房を挟むようにします)。
最初はそれでもうまくいかなかったし、うまくくわえられるようになってからも、この乳房を押さえた手を離した瞬間に赤ちゃんも口を離すということが続きました。だから、しばらくは、授乳中はずっと乳房を指で押さえたまま。肩は凝るし、指は痛くなるし、知らず知らずに力が入っていたらしく、指で押さえていたところに内出血までできました(ノД`)
それから徐々に指を離しても吸い続けてくれることが増えてきて、今では指で乳房を押さえて口に押し込まなくても、口の前に持っていくだけでちゃんとくわえて吸ってくれます!

乳首の形が原因の場合は乳頭保護器(ニップルシールド)を使うという方法も

帝王切開だったため、入院期間は少し長めの10日間だったんですが、入院中は助産師さんたちも一緒に直母がうまくいくよう試行錯誤してくれました。
その中で、ある助産師さんに言われたのが、もしかしたら乳首の形が原因かもしれないということ。パッと見た限りではそうではないと思うけど、左右で赤ちゃんにしかわからない微妙な乳首の違いがあるのかもしれないから、と。
結局使うことはありませんでしたが、そのときに勧められたのが、この乳頭保護器(ニップルシールド)。
ピジョン 乳頭保護器
文字通り、乳首に傷や痛みがあるときに乳頭を保護しながら授乳するためのもの。ですが、それだけでなく、扁平乳頭や陥没乳頭、乳首が小さい・短いなどの場合には、これを付けて授乳するとうまくいく人もいるそうです。

最後に

両胸拒否から、片側直母・片側搾乳の期間を経て、生後1カ月にして、両胸直母の母乳育児ができるようになりました!長かった~!
これからの子育て、もっともっと大変なことが数えきれないほどあると思いますが、まずは最初の大きな壁を乗り越えることができてほっと一息です。
授乳については、母乳、混合、ミルク、その人の選択次第です。どれも一長一短であり、どれが正しい・間違っているというのはないと思います。
ただ、母乳育児をしたいと思っているのにうまくいかないというのは辛いですよね。
今回の記事が同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

 

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